ぽかぽか温泉のあゆみ ぽかぽか温泉のあゆみ

ぽかぽか温泉のはじまり

平成元年、借主さんが離れられた土地で何か事業をしようということがきっかけで、当初、色々な事業計画が持ち上がりました。いくつもの候補の中から、レジャー産業としての“スーパー銭湯”を手掛ける事となり、岡山県ではじめての多種多様なお風呂を備えた大型浴場をオープンしました。

14種類のお風呂、3種類のサウナ、飲食スペースを設けた大型施設は、地域の多くの方に愛されました。

時代の流れと共に、多種多様な業界で大型店舗を構える流れは進み、当店の近隣にも大型の浴場施設の波は広がってまいりました。また、施設の老朽化も避けられないところもあり、これからの形を考えた時に、何か私達にしかできないものをと考えておりました。

ぽかぽか温泉の新たな挑戦

2002年頃から徐々に姿を現した岩盤浴施設。2007年には岩盤浴はブームとなっていました。そして、当社も岩盤浴のサービスを開始する決意と共に「やるのであれば、とことんこだわった本格的な岩盤浴にしよう。」との創業者の想いもあり、世界各国の岩盤を訪ね歩きました。その中で、良いと思うものを加工して、現地から直接買い付けるなど、一切の妥協をゆるすことなく納得する岩盤浴を創り上げていきました。

6部屋80床の本格的な岩盤浴の施設は、そのクオリティの高さからも地域のみならず、県外にも多くのファンがいらっしゃり、その価値を高く評価いただく声が広まってきています。

創業者の想い

何をやるにしても、とことんこだわり、良いものを探し追求しいく。そして、しっかりと取り入れてもいく。その姿勢には、創業者みずからの健康に対する取り組みが原点にありました。

自身の身体の不調を“現代医学だけに頼らず改善してゆきたい。”と、食事療法をはじめ、身体の構造の勉強。東洋医学や整体師の勉強。こころ、意識への取り組みなど。健康や身体の改善のために、ありとあらゆることを体験しながら勉強をして、自分自身の身体にも取り入れてきました。

メディカルフィットネスとの出会い

複合型健康サポート施設としてのリニューアルの原点は、2019年冬の事でした。オーナーの骨折をきっかけに、そのリハビリのために出会ったトレーニングマシンに感銘を受けたことから始まります。コロナの影響で休業していた飲食スペースに自身のリハビリも兼ねて導入を考え始めました。

一般的にもポピュラーな筋力をつけるためのトレーニングマシンではなく、身体の体幹を整て、必要な筋力をバランスよく補い、日常生活をより快活に送るために必要なトレーニングマシン。身体にとって、本来必要な機能を改善する事に重きをおいたトレーニングマシンを導入したジムは、きっと必要な方も大勢いらっしゃるはず。

“メディカルフィットネス“という新しい発想の言葉にも出会い、温浴に加え、ジムや食事指導などを取り入れた複合的な健康サポート施設としての計画が動き始めました。

当社をいつもご愛顧いただいているお客様や地域の皆様が、より快適に日常生活が送れるように。とことん考えて、思いを込めて創り上げた施設です。

そして、これからも・・

お風呂では、ゆっくりとリラックスしたひと時を。岩盤浴では、静かにゆったりと解放し自分自身に向き合える時間を。ジムでは、ご自身の身体の状態を整えて頂くことを。身体に負担がかからず、安心して味わえる食は、心にもそっとやさしさをもたらしてくれます。

施設の空間は、デザインにも配慮し、東京の某建築事務所に設計を依頼。広々とした空気の流れをかんじることが出来るような清々しい空間が実現。昭和レトロな銭湯と曲線を配した現代的な空間が融合されています。

トータル的に施設を味わって頂くこと、必要な各種コンテンツをご利用いただくことが、ご来店を頂いた皆様のこころと身体にとって、本質的な“美”と“健康”にお役立ていただければ幸甚です。

皆様の明るく元気な日常生活に貢献できますようにスタッフ一同、心を一つにおもてなしさせていただきます。